機密情報

「クライアントの秘密を守ることは、当社の存在意義の基本です。このような信頼関係がなければ、関係もクライアントもビジネスも成立しません」

当社の事業の性質上、当社は機密性の高いデリケートな案件でクライアントをサポートしています。その結果、当社は守秘義務を正式に約束し、クライアントの守秘義務を守り、両者の間で信頼関係を促進するための包括的な方針と手順を設けています。

当社の機密保持方針は、機密情報の保護方法だけでなく、利益相反を回避する方法、当社の方針を理解し適用するために従業員をサポート・トレーニングする方法、最高水準の企業倫理を遵守するために当社が実施することなどを網羅しています。

当社の組織を支えている価値感

20年前に誕生した GAP パートナーシップは、それ以来、世界をリードし、最も信頼される交渉コンサルタント会社に成長しました。当社は、世界50カ国以上で500社以上のグローバル企業に交渉力強化のソリューションとコンサルティングを提供しています。ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、北中南米、南アフリカで活動している当社のチームは、全員が正規社員であり、高度な訓練を受け、実際の商談に普段から携わっています。当社のチームは、交渉に情熱を持ち、世界で最も優れた交渉ソリューションをクライアントに提供することをお約束します。

私が GAP パートナーシップを設立した当時、私は一連の価値観を持っていました。これらの価値観は、当社のビジネスを支え、目的、情熱、結束力の糧となっています。現在に至っても、それらは当時と同じように当社の DNA の一部として引き継がれています。当社は、BE THE BEST(最高の存在になる)を目指して努力を続け、ハードルを高く設定しています。GAP パートナーシップには、自己満足や言い訳の余地はありません。当社は、クライアントが世界のどこで事業を展開していても目標を達成できるような、付加価値のある新たなソリューションを開発するために常に「革新」を続けています。クライアントとの交渉や仕事には「情熱」を持って取り組んでいます。役職、オフィス、地域に関係なく、「1つチーム」として働いています。

これらの価値を支えているのは「信頼」であり、これには当社における全ての関係が寄与しています。それは、透明性、機密性、一貫性、誠実さ、そして常に有言実行することから生まれます。努力して勝ち取らなければならないものです。それがなければ、関係も、クライアントも、ビジネスも成立しません。当社の存在の基盤となるものです。

当社は、事業の拡大に伴い、企業文化、ポリシー、プロセス、仕事のやり方など、様々な方法でこの価値を定着させてきました。加えて、Management Consultancies Association(経営コンサルタント協会)が定義するコンサルティングエクセレンスの原則を遵守しています。

スティーブ・ゲイツ 代表取締役会長兼創業者

信頼のための条件作り

当社は、機密性の高いデリケートな業務においてクライアントをサポートしています。クライアントを保護し、明確なパラメータを提供し、両者の信頼関係を促進するためのポリシーとプロセスを導入しています。

クライアントの機密情報の保護

  • クライアントは、当社と機密情報を共有しています。この情報は、クライアントとの契約を支援するために必要な範囲でのみ社内で共有されます。
  • クライアントの中には、GAP パートナーシップとの関わりを当社内でも秘密にしておく必要がある場合があります。このような場合、当社はクライアントの匿名性を保護するための措置を講じます。
  • 当社は、特定の契約を履行するために必要ないクライアントの機密情報に不必要に触れないように措置を講じています。全従業員は、この点に関する自分の責任を認識しています。
  • 当社では、クライアント情報の機密性のレベルを認識し、その情報を適切に取り扱うための方針を定めています。
  • 当社は、特定のコンサルティング業務が第三者の関心を引く可能性があることを認識しており、ライブエンゲージメントについてはコメントしないという方針を取っています。

 

クライアントの利益相反の回避

  • 当社は、争いが発生する、または発生する可能性があると合理的に考えられる活動については関与しないものとします。
  • 当社は、チームに潜在的な利益相反を認識するように指導・奨励します。
  • 当社は、透明性を保ち、積極的にクライアントに当社の事業戦略や利益相反の回避方法を開示します。
  • 必要に応じて、利益相反の問題を回避するためにチームを構成します。
  • 当社は、潜在的な利益相反を特定するために、クライアントとの関わりに伴う全ての側面を査定します。

 

当社の方針を理解し適用するための従業員へのサポート

  • 当社は、全従業員が当社の原則と方針を理解できるように、トレーニングと啓発プログラムを実施しています。
  • 当社の従業員の契約書やハンドブックには、従業員が留意しておくべきことが明記されています。
  • 当社は、利益相反を回避し、クライアントの最善の利益を保護するために、全従業員がリアルタイムで指導や指示を受けることができるよう、オペレーショナルガバナンスボードを促進しています。

 

企業倫理

  • 当社は、最高レベルの誠実さと信頼性を含む基準に基づいてコンサルタントを任命しています。当社の文化は、透明性があり、クライアントを中心とした強い価値観が企業全体に浸透しています。
  • 当社は、誠実に行動することの重要性を説き、多くの人にとって非倫理的と受け取られる可能性のある交渉戦術の使用を推奨しません。ただし、これらの方法は他者が交渉の場で使用する可能性はある、という認識持つために取り上げることはあります。
  • 同様に、当社は交渉において不誠実な態度や誤解を招くような行動を推奨しませんが、必要に応じて特定の情報を伏せる必要性を強調することがあります。 
  • 当社は、必要に応じて、交渉におけるコラボレーションを促進します。このためには、全ての関係者の信頼と誠実さが必要ですが、それこそが価値創造のための最良の方法であると当社は信じています。

卓越したコンサルティングの実現

GAP パートナーシップはManagement Consultancies Association(MCA)のメンバーであることを誇りに思っており、GAP パートナーシップに MCA の「Consulting Excellence」フレームワークを委任する宣言書に署名しました。

「Consulting Excellence」フレームワークの9原則は、クライアント、サプライヤー、従業員に対する当社の行動を規定し、企業全体に浸透しています。当社は、これがコンサルティング業務の絶対的基準であると信じており、その原則に忠実であることを確認するために努力しています。当社のビジネスの原動力となっている理念は、全ての行動において卓越性を追求することであり、そのためMCA と協力してこの厳格さが意識的に適用されるようにすることはごく自然の流れです。

「Consulting Excellence」の9原則において、GAP パートナーシップは次のことを約束します。

倫理行動

1. 当社は責任感のある善良な市民です。

2. 当社は、倫理的にビジネスを行います。

3. 当社は、倫理文化を育みます。

 

クライアントサービスと価値

4. 当社は、クライアントが求める成果をもたらす優れたコンサルティングサービスを提供します。

5. 当社はクリアントに対して透明性を保ち、クライアントの懸念に対応します。

6. 当社は常にクライアントに提供できる価値の向上に努めています。

 

職能開発

7. 当社は毎年、トレーニングや職能開発のプランニングを行っています。

8. 当社は、コンサルタントとチームに強いコアコンサルティング能力と専門性を推進します。

9. 当社は、従業員のキャリアアップ、職能開発、福利厚生を支援します。