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Negotiation Consulting

交渉成熟度計算機

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ようこそ、交渉成熟度計算機へ。これにより、貴社が交渉のあらゆる側面を商業的フィルターを通して推進している度合いが、スナップショット的に示されます。

貴社の交渉文化はどの程度商業的でしょうか?

5分で結果がわかるこの計算機をお試しください。

9つのセクションで構成されています。各セクションにはスケールがあり、その両端に説明があります。両方の説明を読んで、貴社が2つの間のどの位置にあるかを決定します。 

これを行う理由は?

交渉と商務執行に対する貴社のアプローチの長所と短所の特定

貴社と業界の平均的企業およびハイパフォーマンスの交渉文化を持つ企業との比較を確認

交渉文化と商業的有効性を開発・改善する方法についての社内での議論を促進

1. 経験

経験は、交渉自体とその後のパフォーマンスのレビューと批評の両方に組み込まれています。例え結果が最適でなくても、経験は常にポジティブに捉えるべきです。それが継続的な学習文化を支えるからです。

交渉に参加できるのは、信頼できる一部のリーダーだけです。当社が結果の良し悪しを検討したり、議論することはありません。以前の交渉の記録は残っていません。

個人が交渉に参加して経験を積むことができるようになっています。チームは定期審査に参加し、アウトプットは将来の参考のために保持されます。

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2. プロセスとツール

商務執行を成功させるには、一貫したプロセスと効果的なツールを用いて一貫したアプローチを行い、価値を提供する可能性を最大限に高める必要があります。 

当社はプランニングツールに投資することに価値を置いていないため、交渉プロセスをサポートする組織的ソフトウェアやツールはありません。交渉に対するアプローチには個人差があり、チーム内でもそのアプローチは異なる場合があります。

当社は、誰もが従うことのできる一貫した方法論を確保するプロセスとツールに投資しました。プロセス、計画、執行を開発するために外部のエキスパートを採用しています。プロセスの一貫性とコンプライアンスを定期的に評価しています。

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3. データとシステム

交渉の妨げになるのは、情報が不足している場合が多いのです。情報の目的は2つあります。正確な理解を提供すること、そしてシステムがデータをインテリジェンスに変換して意思決定をサポートできるようにすることです。 

情報を得るためには、個人が主体的に調べる必要があります。過去の契約書の記録はなかなか見つかりません。社内では、業界や市場のデータを持っている人は適切な情報を共有しようとしません。

当社は、過去の契約書や業界情報のデータベースにアクセスし、交渉時の意思決定に役立てることができます。交渉相手よりも当社の方が情報に詳しいことが多いのです。 

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4. リスクとパワー

成熟した商業組織は、リスクとパワーを特定するためのツールを備えています。リスクを値で定量化し、緩和策を講じ、変数として創造的に取引できるかどうかを評価することができます。また、パワーバランスを客観的に評価し、それに応じた交渉戦略を立てます。 

当社は、交渉を計画する段階で正式にリスクを認識することはありません。問題が発生した時にその都度対処します。正式なパワーアセスメントは行いませんが、交渉相手よりもパワーが弱いと判断し、それが問題になった場合は、ターゲットを調整します。

当社はリスクを調査し、一定の認識値以上のものには対処・軽減するための計画を立てます。予測されるリスクは、プロセス全体を通じて監視されます。当社は、交渉ごとにパワーバランスを見極め、早期に我々の立場を改善するための計画を立てます。

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5. アライメント

商務執行を成功させるためには、プロセスの初期段階で全てのステークホルダーに相談することが重要です。交渉開始前に目的に同意し、交渉中は役割と責任を明確にする必要があります。ステークホルダーとのコミュニケーションは、交渉の進行中だけでなく、終了時にも効果的に行い、合意への支持を得る必要があります。

目標は、個人レベルまたは最低でも部門レベルで設定されるものとなります。シニアマネジメントが関与することは稀であり、交渉の進捗状況を把握するためのシステムもありません。例え関わったとしても、遅かったり、建設的でなかったりすることが多いのです。 

最初から全ての関係者にとって目的が明確であること。状況をしっかりと見極めてからのみ、それを変えるようにします。誰もが自分の役割と責任を理解しています。当社は、これまでの交渉で得られた知見に基づき、定期的に見直しを行っています。

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6. コミュニケーション

効果的なコミュニケーションは、全ての交渉において重要な成功要因です。コミュニケーションが社内であれ社外であれ、プラットフォーム、メッセージ、対象者を考慮し、適切なガバナンスを確保する必要があります。 

コミュニケーションは交渉チームの中だけで行われ、情報はチームの中だけにあります。コミュニケーション戦略会議もなく、誰に質問すればいいのかもわからない状態です。社内コミュニケーションは、ポジティブな結果が得られた場合にのみ行われる傾向があります。

交渉プランニングは、交渉を開始する前に、目的、アプローチ、役割、戦略、コミュニケーション計画、エスカレーションなどについて社内の関係者を調整することから始まります。当社は、交渉相手からの連絡を客観的にレビューして、適切な対応を計画します。ステークホルダーには、進捗状況、全ての変更事項や結果について定期的に報告します。

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7. エンゲージメント

商業性の高い企業は、積極的なアプローチを取り、チームやプロセス、企業の仕事のやり方の一環として交渉を管理するための重要なサポートを提供しています。

主に営業や調達などの専門分野に注力し、コアスキルとしての交渉に関する取り組みはほとんど行われていません。スキルは主に「仕事で」培われます。結果について議論するとしたら、計画、準備、執行の段階ではなく、結果そのものに焦点を当てた評価の時です。  

全員が交渉のトレーニングを受けています。新入社員には交渉スキルのテストが実施されます。交渉結果はオープンに議論され、お互いの成功や失敗から学ぶことができます。シニアマネジメントは交渉の状況を把握しています。 

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8. スキル

チームのスキルを向上させることは、あらゆる企業の成功の鍵となります。交渉スキルを身につけることは、商務執行を成功させるために不可欠であり、広範囲にわたってプラスの効果をもたらします。 

殆どの場合、人は交渉に参加することで仕事を覚えます。正式なトレーニングがあるとすれば、それは一般的なトレーニングの一環として行われるもので、多くの場合、マネージャーによって行われます。当社の事業では、交渉スキルはコアスキルとして認識されていません。

私達は、交渉方法とその理由について話すことができ、会社からはスキルアップを積極的に勧められます。会社は交渉のエキスパートを雇ってトレーニングし、必要に応じて交渉の計画と実行をサポートしています。優れた交渉スキルを持つチームメンバーは、メンターとして評価されます。

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9. 思考

マインドセット(思考)とは、自信を持ち、それを維持する能力のことです。適切な商業思考がなければ、いくらスキルトレーニングを実施しても企業のパフォーマンスを向上させることはできません。 

交渉とは、取引を成立させるための最後の段階であり、一般的には最後に厳しい話し合いをすることになります。プランニングには時間を割きません。自分の頭で考え、相手との関係を既に築いていることが求められます。 

当社は、次の交渉をプランニングするために時間を費やします。また、過去の交渉事例を確認して話し合い、社内で交渉の練習をします。交渉のリーダーには他のメンバーの育成が奨励されます。

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